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学習器

主に低学年についた教材。親や先生にさせられる勉強には抵抗があるが、自分からする勉強は苦痛ではなく、「学習のふろく」なら、進んで取り組むことができた。まとめ学習の学習器では、正解のとき起こるユーモラスなイベントに喜びながら意欲的にクリヤーしていったものだ。コンセプトは変わらないが、演出方法は45年間でずいぶん発展した。
また、国語と算数に特化した教材もよく登場した。低学年では国語が全教科の基礎になり、算数の四則計算はしつけとさえ言われており、必要性が高かったのだ。中でも九九教材は。特に重要度が際立っていた。暗記に効果的な教材がつくと、その号だけ買うユーザーが現れ、増刷することもしばしばだった。