テオヤンセンとは

1948年、オランダ・スフェヴェニンゲン出身。デルフト工科大学にて物理学を専攻し、1975年に画家に転向。1990年より風の力で動く「ストランドビースト」の制作を開始。アートと科学が融合したその作品から“現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ”とも称される。2010年に東京・日比谷で日本初の展覧会を開催して以来、北海道から沖縄まで日本各地の展覧会において、彼が生み出すストランドビーストとその世界観は多くの人々を魅了し続けている。

ストランドビーストとは

オランダ語で砂浜を意味する「strand」と生物を意味する「beest」をつなぎ合わせたテオ・ヤンセン氏による造語。ストランドビーストの体はプラスチックチューブで構成され、風力によって生物のような動きをする造形作品。その最大の特徴である脚の動きはヤンセン氏が生み出したホーリーナンバーと呼ばれるリンク機構に基づいている。プラスチックチューブの組み合わせによる各部位は細胞(セル)と呼あばれ、さらにその組み合わせは神経や脳を形作っている。

戻る