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2009年4月23日

認定こども園制度の在り方について

 平成21年4月8日に内閣府少子化対策特命大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣の3大臣合意による「認定こども園制度の在り方に関する検討会」の報告書が公開されました。
この検討会は山縣文治教授(大阪市立大学)を座長とする17名のメンバーにより、平成20年10月15日を第1回目とし、6ヶ月間に渡る検討を経て、平成21年3月31日の第5回をもって終了し、今回の報告書になっています。
現状における多くの課題から、新しい改革の方向性を示すもので、財政支援の充実、二重行政の解消、教育と保育の総合的な提供の推進、家庭や地域の子育て支援機能の強化、質の維持・向上への対応の5分野について報告されています。
特に、この中で、財政支援、二重行政、質の維持・向上については次のように報告(一部今後の予定を記述*印の部分)されています。

○財政支援については・・・・・
平成20年度の第2次補正予算で、総額1000億円の「安心こども基金」が各都道府県に措置されております。*政府・自民党の「経済危機対策予算」では、これからの予定として、平成21年度補正予算(経済危機対策予算)で1400億円の追加措置が計画されておりますので、合計2400億円規模となる予定です。
○二重行政については・・・・・
幼児教育の幼稚園(文部科学省)、労働・福祉としての保育所(厚生労働省)の窓口の 一本化による、書類の重複の解消、手続きの簡素化を図り、両省に設置されている「幼保連携推進室」の強化と、内閣府の調整機能の発揮が求められています。
○質の維持・向上については・・・・・
教育、保育の質の向上のための研修会、幼保小連携を含めての合同研修会、幼稚園教諭、保育士資格の一元化も必要ですが、質の確保の前提として養成課程や試験の弾力化を図る予定。

教育、保育、子育て支援は、将来的には幼保連携型への集約が求められ、もう少し時間をかけて検討された上で、就学時前教育の無償化への方向へ進むのではないかと思えます。

(研究員 吉田哲平)

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