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トピックス 学校教育

2007年7月5日

「こころを育む総合フォーラムからの提言」について

 今年の1月末に(財団法人)松下教育研究財団(遠山敦子理事長)より、「こころを育む総合フォーラムからの提言」というB6版128ページの本(冊子)が発行されています。(この冊子は平成19年6月25日の教育課程部会第4期第4回会議で資料として配布されています。)

 このフォーラムは遠山敦子(財団法人)松下教育研究財団理事長さんの呼びかけにより平成17年4月に設立され、第一回の会議で国際文化研究センター所長の山折哲雄氏が座長として選任されております。

 メンバーは安西祐一郎氏、石井幹子さん、葛西敬之氏、金澤一郎氏、佐々木毅氏、滝鼻卓雄氏、張富士夫氏、遠山敦子さん、永井多恵子さん、中村邦夫氏、中村桂子さん、野依良治氏、本田和子さん、三村明夫氏、山折哲雄氏、鷲田清一氏の16名です。

 会議は平成17年4月から平成18年12月までに18回(14回の会議と4回の起草委員会)行われ、その間2回のシンポジウムが開かれています。平成18年12月末まとめられて平成19年1月末に発行されたもので、本文には大きく4つの柱があり、特に、義務教育分野の提言を見てみますと

  1. 家庭という場所を見なおそう(家庭での育みを見なおすための7つの問い)
  2. 学校という場所を見なおそう(学校での育みを見なおすための7つの問い)
  3. 人々のつながり (地域社会における育みを考えるための7つの問い)
  4. 現在における「育む」を考えるときのいくつかのポイント
    (企業・メディアによる育み支援を考えるための7つの問い)

にまとめられており、「子どもは大人を見て育ち、大人はきちんと見本を示せるか」という課題解決を求められています。

 また、16名のメンバー各自の「こころを育む」が述べられており、それぞれが大変、含蓄のある言葉で、各人の心意気(どうしたら「こころを育む」ことを理解してもらえるか)が強烈にひびいてくる提言書になっています。

 この提言書は教育再生会議の第二次報告「社会総がかりで教育再生を」(平成19年6月1日)や経済財政諮問会議の「経済財政改革の基本方針2007」(平成19年6月19日)に脈々と流れており、教育の原点を見ているような感覚にとらわれます。

 教育関係者や教職を目指す方々の研修会用テキストとしてまた、これから親になろうとしている方々の必読書としていただきたいものです。勿論、民間の方々の研修等々でもおおいに活用されたらいかがでしょうか。

 詳しくは(財)松下教育研究財団HPをご覧ください。

(文責:文教政策研究室 吉田哲平)

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