新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全国の小学校では今までに経験したことがない長期間の休校措置がとられた。今回の休校は普段の休暇と違い、自宅で過ごさなければならないという制限があったが、小学生はいったい自宅で何をして過ごしていたのだろうか。

1位は「テレビを観る」（65.4％）、2位は「ネットで動画を観たり、ゲームをする」（58.0％）、3位が「勉強」（40.3％）、4位が「読書」（26.6％）、5位が「家族とおしゃべりやゲームをする」（21.8％）となった。ずっと家にいる状況の中で、小学生にとって身近なテレビを視聴する機会が増えたようだ。また、「ネットで動画を観たり、ゲームをする」についても、休校措置の影響を受けて小学生がネットを使用する時間も増えたと考えられる。5位の「家族とおしゃべりやゲームをする」については、保護者も在宅勤務が推奨されたことで、小学生と共に過ごす時間が増えたことによるだろう。今回の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、保護者と小学生のコミュニケーションの在り方にどのような変化がみられるのか、今後も注目していきたい。