株式会社オリエントコーポレーションとの提携による教室月謝や学研教材購読料などの決済機能付き社会貢献型クレジットカード「学研教室カード、学研教室プレミアカード、学研ファミリーカード」のご利用金額の一部を財団法人日本フォスター・プラン協会(プラン・ジャパン)へ寄付し、この寄付金による国際支援として学校建設プロジェクトが、2008年8月に始まり、2009年2月末にプロジェクトが完了しましたのでご報告いたします。
2008年
8月:プロジェクトの準備
9月:建設工事の準備
10月:建設工事の開始
2009年
2月18日:校舎が完成
2月26日:親・教員・地域住民の会(PTCA)による落成式
「このような素晴らしい贈り物を受け取ることができて、僕たちは幸せです。単に新しい教室ができたということではありません。この新しい教室は、僕たちにとっては将来につながる大切な学びの場なのです。」(ニッキ・アラヨン/児童会会長)
「このプロジェクトは、建設担当チーム、PTCA、村議会議員、そして地域の人々が協力した賜物です。新しい教室は、子どもたちに素晴らしい学習環境を提供してくれました。」(ワーリン・ガビオラ/村長)
「私は、プロジェクト実施中、関係者の協力と団結が最も優れた形でプロジェクトに活かされていることを実感しました。」(マリッサ・ブラン/教師)
「地域のリーダーとして、また学校に通う子どもの母親として、新しい校舎に心から感謝しています。私の子どもだけでなく、地域の子どもたちが皆この新しい校舎で勉強できます。みんなで力を合わせて、これからより多くの子どもたちが学校に通えるように親としても努力していきます。」(ビバリー・カタラン/村議会議員・親)
「もうじき校舎の工事が終わるので、とても楽しみです!学校の設備も気に入っています。以前使っていた校舎とは違って、耐久性のある材料で作られています。ご支援くださった株式会社学習研究社様に感謝しています。」(マーク・ベラノ/小学校児童)
「新しい校舎は、神様からの恵みです。ドアはとても丈夫にできていて、建物や屋根の塗装はきれいで大好きです。学校を建てることを支援してくださって、うれしいです。」(ヴェルジェリン・C・ルガ/小学校児童)
「私は保護者の一人です。このプロジェクトがなければ、娘はとても小さい小屋でずっと授業を受けなければならないところでした。小屋の教室はとても狭いため、本当に娘が授業に集中できているかどうか心配でした。子どもたちにとっても小屋での授業は快適ではなかったでしょうし、十分な広さがあり換気もよい新しい教室は、とても勉強するのに適した環境だと思います。ご支援してくださって、本当にありがとうございます。」(サビニエタ・レイソン/保護者)
「私たちはPTCAのメンバーの1人として、またコミュニティリーダーとして、支援してくださった株式会社学習研究社様に感謝を申し上げます。子どもたちのために、教室の問題は一刻も早く改善しなければいけませんでしたが、私たちの限られた資金では、このようなプロジェクトを行うことができませんでした。問題が解決して、本当に幸せに思っています。」(イルダ・L・アレグレ/教育担当議員)
「この学校の教師として、これまで子どもたちが仮の教室でどれだけ我慢をしてきたかを見てきたので、新しい教室ができ、本当にうれしく思っています。新しい教室ができたことで、子どもたちの就学意欲が高まることは間違いありません。」(キャサリン・カタモラ/教師)
「このプロジェクトは学校だけでなく、地域にとっても有益でした。なぜなら、建設のための労働者を地域から雇ったり、必要な資材を地域から購入するなど、村に雇用や現金収入の機会をもたらしたからです。」(ワーリン・ガビオラ/村長)
(日本語訳)この校舎はピナマングカーン村と近隣のコミュニティの子どもたちのために建設されました。建設は日本の株式会社学習研究社と株式会社オリエントコーポレーションのご支援のもと、ピナマングカーン村とプラン・フィリピンが協力して行いました。 マスバテ州マンダオン町ピナマングカーン村
この小学校建設は、学研カード会員の皆様のご協力により完成しました。
皆様の多大なるご協力に感謝申し上げます。
学研は今後も、さらなる事業の拡大、サービスの充実を通じて、社会貢献を継続してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
*財団法人日本フォスター・プラン協会(プラン・ジャパン)は、途上国の子どもたちとともに地域開発を進める国際NGOプラン(本部イギリス)の日本事務局です。プランは、70年以上の歴史を持ち世界66カ国で活動する、国連に公認・登録された団体です。すべての子どもたちが可能性を発揮できる世界の実現を目指して活動しています。