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白書シリーズWeb版

高校生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「高校生の日常生活・学習に関する調査」

7.学習について
教科から連想する色
★ 英語と地歴・公民には、決まった色のイメージがない!

【図41】次の各教科から連想する色を、以下の中からお選びください。

↑クリックすると大きな図が見られます

例えば高校生がノートを選ぶときなど、自分にとってそれぞれの教科を連想しやすい色のものを割り当てると思われるが、高校生全体に広く浸透している、各教科のイメージカラーのようなものはあるのだろうか。本調査では、英語、数学、国語、理科、地歴・公民の5教科に対して調査を行った。

数学では「青」(62.5 %)、国語では「赤」(49.8 %)、理科では「緑」(51.5 %)がダントツであった。これは、高校生がこれまで触れてきた学校の教科書、塾・予備校のテキスト、市販の参考書・問題集などに、これらの色が多く使われてきた影響であると考えられる。

一方で、英語では上位から順に「ピンク」「オレンジ」「紫」となっているが、それぞれ20.7 %、15.0 %、13.3 %と割合が分散している。また、地歴・公民も「オレンジ」、「黄」、「茶」がそれぞれ28.5 %、17.7 %、16.3 %と、英語ほどではないものの割合が分散しているといえる。したがって、これら2教科については高校生の間に固定されたイメージカラーがない、という興味深い結果となった。