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高校生白書Web版 2021年8月調査

【調査テーマ】「高校生の日常生活・学習に関する調査」

4.日常生活について
読書量/月
★高校生の半数は1か月に1冊も本を読まない

【図8】1か月にどれくらい本を読みますか。

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生活環境の変化や様々なメディアの発達・普及などにより、国民の「読書離れ」「活字離れ」が指摘される中で、高校生は1か月にどれくらい本を読んでいるのだろうか。

調査の結果、高校生全体では1か月に平均1.4冊読んでいることがわかる。前回調査である2018年調査時の全体平均2.3冊から、大きく減少したことになる。また、2021年度調査の小学生の全体平均読書量が2.9冊であることから、高校生の読書量は小学生の約半分であることも明らかになった。

学年別でみると、小学生同様に男女とも学年が上がるにつれて読書冊数は減少している。特に高校3年生では、男女ともに50%以上が「読まない」と回答している。男女別でみると、どの学年も男子が女子よりも読書量が若干多いことから、女子のほうが読書量が多い小学生とは逆転した結果となった。