株式会社 学研ホールディングス(本社:東京都品川区/代表取締役社長:宮原博昭)は、2024年8月30日(金)に品川区との包括連携協定を締結し、子育て支援や学習支援、金融教育や防災対策などの取り組みの検討を開始しましたので、お知らせいたします。

■包括連携協定 概要

品川区が進める諸施策と、学研グループが教育事業や医療福祉事業を通じて培った知見ならびにサービスやコンテンツを活用・連携することにより、地域課題の解決や活性化に向けて取り組みます。
品川区に本社を構える当社では、これまでも地域活性化の取り組みやスタートアップ支援等の領域で品川区と連携を深めてまいりました。本協定の締結により連携範囲を広げ、さらに幅広い分野で連携を図ることにより、地域の皆さまが、心ゆたかに暮らせるまちづくりに貢献してまいります。

【連携事項】

(1)地域の安全・安心に関すること
(2)子ども・青少年育成支援に関すること
(3)高齢者・障がい者支援に関すること
(4)文化・観光・スポーツ振興に関すること
(5)環境保全・環境活動の支援に関すること
(6)産業振興に関すること
(7)健康づくりの推進に関すること
(8)防災・災害対策に関すること
(9)SDGsの推進に関すること
(10)区政情報の発信に関すること
(11)前各号に定めるもののほか、品川区の区民サービスの向上および地域活性化に関すること   

【具体検討中の連携施策】

■ 子ども・青少年育成支援に関すること
学研グループの提供する子育て支援や教育サービスを活用し、ヤングケアラーや貧困家庭、不登校等のさまざまな困難を抱える子育て家庭への支援強化を両者で検討中です。また、品川区と地域の金融機関、当社グループの出版コンテンツが三者で連携し、小中学生を対象とした金融教育の提供を予定しています。

 

■ 防災・災害対策に関すること
品川区が運営する「しながわ防災学校」と連携し、防災啓発イベントを企画中です。区民の方々、特に乳幼児 や要介護者と暮らすご家庭の防災対策に焦点を当てた内容を予定しています。

■本協定についてのコメント

学研ホールディングス 代表取締役社長 宮原博昭

学研グループは教育・出版事業からはじまり、医療福祉関連事業まで幅広く事業を展開しています。五反田に本社を構えており、品川には大きな愛着があります。品川から我々の価値を発信していけることに誇りを感じていますし、品川の子どもから高齢者まで多くの人々を幸せにしたいという強い意志があります。今回の協定を契機に、品川を起点にした社会貢献にこれまで以上に力を入れ、さらに全国、世界に向けて、価値発信してまいります。

■学研ホールディングスについて

https://ghd.gakken.co.jp/
1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社。
教育分野では、「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、「科学」と「学習」に代表される学習教材の出版コンテンツ事業、教科書・保育用品など園・学校事業を、医療福祉分野では、サービス付き高齢者向け住宅事業や認知症グループホーム事業、保育園・学童などの子育て支援事業を展開。
グローバル150か国以上で教育・医療福祉に関わる活動を行っています。
2023年11月、新たに掲げた大志(Aspiration)「人の可能性をどこまでも追及する会社へ」の実現を目指し、子どもから学生、社会人、シニアまで、あらゆる世代の好奇心に寄り添い、すべての人の挑戦を応援する企業として、人と社会の可能性の拡大に貢献してまいります。
2023年9月期売上高1,641億円、連結子会社75社。
東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:9470)。