本年もよろしくお願い申し上げます。
学研ホールディングス 代表取締役社長 宮原博昭より、

「2025年 年頭挨拶」を下記の通りご報告致します。

■過去最高売上の先、New Stageに向けて

新しい年を迎え、皆さまに謹んでご挨拶申し上げます。

 

はじめに、災害等により甚大な被害を受けられ、復旧の途上にある地域の皆さまに、心よりお見舞い申しあげますとともに、一日も早い平穏な日常の回復をお祈り申しあげます。“復興は、教育をおいてほかにない”という創業の精神のもと、学びを支える電子書籍サービスやオンライン学習サービスを提供し、当社の高齢者住宅や施設へのご入居支援を実施してまいりました。教育、医療福祉を支える企業として、できる限りの支援を続けてまいりたいと存じます。

 

さて、世界は、引き続き、地政学的な課題や気候変動の影響など転換期が続く一方、持続可能性や技術革新を通じた新たな取り組みも加速しております。当社も、急激な社会環境の変化を踏まえ、社内イノベーションと国内外の企業とのパートナーシップを通じて、事業ポートフォリオの転換を進め、15期連続の増収、34年ぶりの過去最高売上を更新することができました。これもひとえに、株主の皆さま、ご利用者様、取引先の皆様のご支援と国内外の従業員の努力の賜物です。深く感謝申しあげます。

 

2025年は、当社にとりまして、中期経営計画「Gakken2025」の最終年度であり、創業80周年を前に、New Stageへの非常に重要な節目の年と位置づけております。教育分野では、教育施設の国内網羅性、オンラインサービスの拡充と共に、語学、リカレント領域での事業拡大を加速させてまいります。医療福祉分野では、高齢者住宅・グループホーム施設数の着実な伸張と、多様なニーズに合わせたポジショニングの拡張、ライフエンディングなど周辺サービスの一層の充実をはかってまいります。そして、海外事業においては、成長ドライバ―として、スピード感を持ってパートナー企業とのグローバルシナジーを確立し、海外売上比率を飛躍的に高めてまいります。

 

中期経営計画のテーマ「SHIFT」に込めた挑戦にとどまることなく、持続可能性とダイバーシティを高め、イノベーションを継続的に生み出す組織風土を醸成し、社会課題の解決に向けた取り組みを一層深めていく所存です。今年の干支「巳(蛇)」が脱皮を繰り返して成長するように、“人の可能性をどこまでも追求する会社へ”、新たな価値を創造し続けてまいります。

 

本年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2025年 元旦
株式会社 学研ホールディングス
代表取締役社長 宮原博昭

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