株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社地球の歩き方(東京・品川/代表取締役社長:新井邦弘)は、公益社団法人鹿児島県観光連盟の協力のもとレスポンシブルツーリズム(責任ある観光)をテーマにした「屋久島・奄美大島・徳之島~島の未来を守るSDGsな旅へ~」を5月23日に公開した。3島の「島の本当の魅力」や「島人が大切にしている『宝』」を紹介する。

環境省の「令和2年度(補正予算)国立・国定公園での滞在型ツアー推進事業」において採択された「サスティナブル・ネイチャーフィールド鹿児島県 2つの世界自然遺産を観光客と一緒に、より良い観光地にするプロジェクト」において、地球の歩き方は観光かごしま大キャンペーン推進協議会(事務局:公益社団法人鹿児島県観光連盟)協力のもと、レスポンシブル・ツーリズム(責任のある観光:地域の自然や文化に配慮しながら旅行者側も責任をもって観光をすること)をテーマに特設サイトを5月23日にローンチした。

鹿児島県は27もの有人島を持ち、全国でも有数の離島の多い県。約600kmという広大な県域に点在する島々は、温帯から亜熱帯まで気候も違えば、自然や文化も多様だ。

今回、特設サイトでは屋久島、奄美大島、徳之島の「島の本当の魅力」や「島人が大切にしている『宝』」を紹介している。世界遺産にも登録された島の多様な自然や文化を守りながらも観光を推進するため、地域を旅行者が事前に理解し、島の自然・文化に配慮した旅行を促すことを目的としている。

「屋久島・奄美大島・徳之島~島を守るSDGsな旅へ~」ウェブサイト
●日本語
https://pu.arukikata.co.jp/kagoshimaresponsible/
●英語
https://www.gltjp.com/special/kagoshimaresponsible/en/

●担当者の声
公益社団法人鹿児島県観光連盟 木村邦彦
「それぞれの島の大自然、暮らしに息づく伝統文化、特色ある郷土料理等、その魅力を一言で語るのは容易ではありません。ただ、訪れた方が心ゆさぶられる「何か」があるのは確かです。この先子どもや孫の世代まで残したい『大切なもの』を感じて頂けると嬉しいです。」

株式会社地球の歩き方 観光マーケティング事業部 ディレクター 曽我将良
「島の観光資源は特に限られていることが多く、少しでも旅行者が好き勝手なことをすると今まで通りの観光ができなくなってしまいます。事前に『島の宝』を知り、地域に配慮した旅行をすることで、旅行者と地域が一緒になってその地域を持続可能にできると考えています。それは旅行者にとっても島の『本当の魅力』が体験できる思い出深い旅になるでしょう。」

特設サイトには情報コンテンツだけでなく、株式会社エイチ・アイ・エスのレスポンシブル・ツーリズムをテーマにした旅行商品も掲載されている。この旅行商品は今回のプロジェクトのために現地調査を行い、造成されたもの。5月中旬から発売が開始されている。

里巡り、選べるトレッキング・水のツアー、島内1周観光
屋久島の里・山・水を巡る4日間
https://eco.his-j.com/eco/tour/TF-FKJ0001-RES

「奄美群島認定ガイド」とめぐる
もっと深く・もっと気ままに奄美大島&徳之島5日間
https://eco.his-j.com/eco/tour/TF-ASJ00S2-RES

また、本プロジェクトではパンフレットも作成し、3島におけるレスポンシブル・ツーリズムの啓蒙を行っている。

「屋久島・奄美大島・徳之島~島を守るSDGsな旅へ~」パンフレット
(日本語)
https://www.gltjp.com/ja/ebook/book/233/

(英語)
https://www.gltjp.com/en/bookshelf/book/232/
※日本語版は紙版とデジタル版、英語はデジタル版のみ

地球の歩き方と鹿児島県観光連盟は今後もレスポンシブル・ツーリズムをテーマにした活動を推進する予定。