株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社文理学院(山梨・都留/代表取締役社長:小倉勤)は、夏期講習の中で中学生向け講演を行いました。テーマは「平和と公正をすべての人に」です。
文理学院(山梨・静岡)は、第2回「SDGsの日」という企画を夏期講習の中で実施しました。これはSDGsに掲げられている17の目標の中から一つを選び、教師と生徒が一緒になってSDGsについて考える会です。第1回の昨年は「気候変動に具体的な対策を」がテーマでした。
講演は文理学院の各校舎で行い、7月下旬から8月上旬の1日をこの講演の日に充てました。対象は、中学生の塾生と夏期講習生です。参加者は、文理学院社長小倉勤氏の講演動画を視聴し、「平和と公正をすべての人に」について考えます。参加費は無料で、会は約60分で実施されました。具体的な内容は「広島・長崎の悲劇」「核抑止力」「子どもに対する暴力」「差別」などです。各会場では文理学院の教師がこの講演を聴く意味を説明し、講演を聴いた後、生徒に感想文を書いてもらいました。参加した中学生は、原爆の悲惨さや海外で社会問題となっている人身売買の事実に大変驚いていました。
一つ目は、文理学院がSDGs活動を推し進めているためです。「学習塾として何ができるか?」と考えた中でこの企画の実行に至りました。
二つ目は、文理学院小倉社長の熱い想いがあったためです。小倉社長は18歳の時、広島の原爆資料館に行ったことで「人生が変わった」「人生をもっと真剣に生きなければ」と思ったそうです。学習塾を経営する立場になった今もその気持ちは変わっておらず、「若いうちに広島に行ってほしい。」と講演の中でも話していました。
文理学院は1981年に山梨県で創業し、小学生から高校生までの学習指導を行っている総合進学塾です。現在は山梨、静岡両県にまたがり35校舎を展開しています。(令和4年3月現在)。