株式会社学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長: 宮原博昭)のグループ会社、株式会社学研ステイフル(東京・品川/代表取締役社長: 福本高宏)が発売する「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」を使用して、金沢工業大学がプログラミング教材を開発し、「いしかわこどもの未来創造まちづくり事業」として小学校で「プログラミング学習」授業を行いました。

「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」は、パソコンもスマホも使わず、カードをかざす簡単操作で、遊びながらプログラミング的思考が身につく知育玩具です。
金沢工業大学は、株式会社学研ステイフルの「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」を応用し、学校で複数人が同時に「プログラミング学習」をできるように「シールプログラミング」を開発しました。

「シールプログラミング」は、命令シールをシートに貼ってスキャナーで読み込むと、認識された画像がプログラム化され、プログラミングカーが動く仕組み。

令和2年度から石川県内の小学校および科学館等で授業が開講されてきましたが、令和4年度は教材の中にまちづくりに関するテーマが盛り込まれ、児童にまちづくりについても考えるきっかけを提供することができる活動として、公益財団法人いしかわまちづくり技術センターの「いしかわこどもの未来創造まちづくり事業」に採択されました。

このまちづくり事業として、金沢工業大学が野々市市内にある公立小学校5校の3年生全17クラス約560名を対象に「プログラミング的思考育成講座」を実施。小学校低学年のプログラミング的思考を育成することにより、高学年での円滑なプログラミング教育推進に貢献するとともに、まちづくりへの興味関心を引き出すことを目的としています。

 授業では、先生の説明をもとに、児童一人ひとりがスタートからゴールまでのプログラミングカーの動きをイメージし、それを実現できるように順番を考えて貼ったシールの命令を読み込ませ、実際にプログラミングカーを動かして確認を行いました。マップには野々市市内のお菓子屋さんが配置されており、児童がどのお菓子屋さんでお買い物をしてゴールまで辿り着くかを考える中で、まちへの興味も促すような仕組みになっています。一人でじっくり考えたり、お友達と話し合ったりして、試行錯誤を繰り返しながら、問題を解決していく姿も見られました。

今後も教育現場の先生方と連携し、論理的思考力が身につくプログラミング教育の教材として、さらに広く活用いただけるよう目指してまいります。

【写真の授業 概要】
「シールでプログラミング」開発・講師: 南出 章幸教授(金沢工業大学)
実施校: 石川県野々市市 野々市小学校
生徒: 小学3年生

プログラミング的思考とは

自分が意図する活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったこことを理論的に考えていく力。(平成30年11月「文部科学省プログラミング教育の手引(第二版)」より)

「いしかわこどもの未来創造まちづくり事業」とは

石川県内11市で、地域や住民が主体となったまちづくりの推進を目的に、子どもたちが地域に関心を持ち学習するまちづくり活動に対して行われる助成制度です。

【商品情報】
商品名:カードでピピッと はじめてのプログラミングカー
商品コード:83008
税込価格:6,578円 本体価格:5,980円
●販売先:全国の玩具店、百貨店・家電・量販店の玩具売場、インターネット通販など
●商品紹介ページ https://www.gakkensf.co.jp/pgc/
●商品動画 https://www.youtube.com/watch?v=4vzaV_z7WEc&t=9s
●公式ホームページ https://www.gakkensf.co.jp/ 
●学研公式ショップGakken Goods Gallery
https://goods.gakken.jp/products/detail/83008
●楽天公式ショップ
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