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2011年8月20日(土)

 「教育夏まつり2011 in東北・石巻」速報レポート

  毎年恒例のNPO法人日本教育再興連盟主催「教育夏まつり」[学研グループ他協賛、文部科学省、(公財)才能開発教育研究財団他後援]は、今年で6回目です。東日本大震災の後、急遽、「東北でやろう」ということになりました。
  その後の流れは苦難の連続でした。開催場所、引き受け先が二転三転。想像以上に被災地の状況が酷かったのですが、様々な人のつながりで、応援してくれる方々の輪が広がっていきました。結果、宮城県石巻市で決まり、とても感動的なイベントとなりました。
  8月20日(土)10:00の開会式、会場となった飯野川中学校体育館に太鼓が響き渡りました。津波で壊滅した雄勝中学校の生徒達51人が打ち鳴らす廃棄タイヤで作った手製のテープ太鼓の音です。生徒の多くが何らかの被災者です。地響きのような重低音は、復興魂のような迫力でした。
  プログラムは、子ども熟議、教員熟議を始め、陰山英男氏、藤原和博氏、和田秀樹氏ほか、有名な講師10数名が全国から参集、長崎宏子さんや佐藤真海さんほか、スポーツ選手の講座など計30余りのボランティア講座が開かれ、約200名の地元の方々が受講され喜んでいただきました。
  文部科学省からも、鈴木寛副大臣を始め10人近い官僚、宮城県、仙台市、石巻市の各教育委員会の幹部、NHK、TBS、朝日、読売、毎日、日経、河北等、メディアからも多くの取材陣が来るほど、関心の高い熱気に溢れたものとなりました。学研からは5名参加し、現地との絆を育みました。関係各位のご協力に感謝いたします。

(安威 誠 記)


▲石巻市雄勝中学校の生徒51人。手製のタイヤ太鼓は、会場一杯に鳴り響いた


▲佐藤真海さん(真ん中・パラリンピック選手)、長崎宏子さん(元オリンピック選手)と受講者たち

グループ各社から参加した方々の「教育夏まつり」レポートは、以下をご覧ください。

たくましく生きる子どもたちに活気づけられた「教育夏まつり2011 in 東北」
(内田秀勝 研究員 (株)学研教育出版 学参・辞典出版事業部)

↓詳細な報告はコチラ
「教育夏まつり2011 in東北・石巻」イベント報告:
http://kyouikusaikou.jp/events/report-edufes2011/
NPO法人日本教育再興連盟のHP:http://www.kyouikusaikou.net/

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