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白書シリーズWeb版

小学生白書30年史(1989~2019年)

【調査テーマ】「小学生の学習・日常の30年を振り返る」

第2部 小学生の生活・生活環境の変遷
3. 日常生活
(3)親との話題
★男女とも主な話題は、学校・友だち・勉強のこと

表2-3-(3) 親との話題(男女別:1991~2006年)

●男子

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表2-3-(3)(男子)は、小学1~6年生男子が親と話すこと上位5位の変遷を記している。

男子が親と話すことで群を抜いているのは、やはり「学校のこと」である。1995年の2位を除き、全ての調査期間で1位となっており、15年にわたる全調査期間で7割以上の小学生男子が親と話すこととして「学校のこと」を挙げている。また「学校のこと」を親と話す男子の割合は、2000年代に入ってからは8割を超えて上昇傾向にあり、2005年には90.8%にのぼる。

「学校のこと」に次いで多い話題は「友だちのこと」である。1995年に「学校のこと」を抜いて1位になっており、それ以外の調査期間では1998年の3位を除き、全て2位となっている。「友だちのこと」を話題にする小学生男子の割合もいずれの年でも5~8割超と高く、2000年代に入ると概ね7割前後、2005年には82.3%と8割超の小学生が該当している。

「学校のこと」「友だちのこと」は定番のトピックといえるが、3位以下にも特徴がみられる。1995年までは4位と大差をつけて「勉強のこと」が連続して3位にランクインしているが、1996~2001年にかけては順位を上げ、「趣味や遊びのこと」が「勉強のこと」を超えて2位・3位となっている。「勉強のこと」は、2002~2005年に連続して3位に返り咲いているが、4位の「趣味や遊びのこと」との差は2~9ポイント程度とあまり大きくなく、2005年には「趣味や遊びのこと」が3位となっている。親との会話の中で、「勉強のこと」以外に「趣味や遊びのこと」が多く話題とされてきた傾向が読み取れる。また、男子の特徴として、2000年代に「ニュースや時の話題」「スポーツのこと」がランクインしていることが挙げられる。特に「スポーツのこと」は、女子と比較して男子のみで登場するトピックである。

表2-3-(3)-a 親との話題(男女別:1991~2006年)

●女子

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表2-3-(3)(女子)は、小学1~6年生女子が親と話すこと上位5位の変遷を示している。

小学生女子が親と話すことも男子同様、「学校のこと」が群を抜いている。1995年の2位を除き、全ての調査期間で1位となっており、1991年を除く全調査期間で8割以上の小学生が親と話すこととして「学校のこと」を挙げている。また「学校のこと」を親と話す女子の割合は、2000年代に入ってからは9割を超えて上昇傾向にあり、2006年には95.1%にのぼる。

次いで多い話題が「友達のこと」である。1995年に「学校のこと」を抜いて1位になっており、それ以外の調査期間では全て2位となっている。「友だちのこと」を話題にする小学生男子の割合もいずれの年でも6~8割超と高く、2000年代に入ると2006年を除く全ての年で8割以上の女子が該当し、2005年には88.5%と9割近い小学生が該当している。女子も男子同様、「学校のこと」「友だちのこと」が家庭での2大トピックであるが、それぞれ男子と比較して保護者と話す割合が1割程度高いことが特徴と言える。

女子の家庭での話題においては、3位以下も顕著な特徴がある。まず、全調査期間において「勉強のこと」が連続して3位を占めていることである。「勉強のこと」と答えた割合も3~6割と高く、2000年代に入ると2006年を除いた全ての年で5割を超え、2005年では62%と6割を超える。男子で3位・4位を多く占めていた「趣味や遊びのこと」は、女子も多く話題としており、1996年以降全調査期間で連続して4位にランクインし、その割合も3~5割弱と高い。その他、「旅行やレジャーのこと」「タレントや芸能人のこと」がランクインしていることが、女子の特徴として挙げられる。

小学生白書Web版 2020年8月調査