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中学生白書Web版 2017年8月調査

【調査テーマ】「中学生の日常生活・学習に関する調査」

10.学習参考書・問題集について
購入冊数/年
★学習参考書・問題集は「ほとんど買わない」が7割以上

【図34】学習参考書や問題集をどれくらい購入しますか。

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中学生は、学習参考書や問題集を年間どれくらい購入しているのだろうか。

中学生全体で見ると、「ほとんど買わない」(70.5%)が最も高い割合となり、次いで「3ヶ月に1冊」(11.8%)、「1ヶ月に1~2冊」(8.3%)と続く。学習参考書や問題集を使わずに、勉強する中学生が多いことがわかる。

学年別で見ると、1年生が3.5冊、2年生が3.3冊、3年生が3.9冊となっており、3年生は学習参考書や問題集を購入する割合が比較的多いことがわかる。購入理由 を質問した際、3年生の1位が「受験のため」であったことを考えると、「高校受験」が購入に強い影響を与えていると考えられる。

男女別では、どの学年も女子の方が購入冊数が多い。学年が上がるにつれて、男子は年間購入冊数が減少するが、女子は増加している。これは、「勉強でわからないことがあるときの行動」 の調査結果に表れている男女差が関係しているのかもしれない。