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幼児白書Web版 2019年8月調査

【調査テーマ】「幼児の日常生活・学習に関する調査」

7.習い事について
習い事
★就学前から習い事をする子どもは56.8%。

【図30】現在行っている習い事はありますか。(複数回答可)

↑クリックすると大きな図が見られます

小学校入学前の子ども達の習い事事情を聞いてみた。

習い事をしている子どもの割合は、全体平均で56.8%。前回行った2017年度調査結果の37.9%と比べ18.9ポイント増えており、半数以上の子どもが就学前に何らかの習い事をしていることが分かった。

内訳を見ると、最も人気のある習い事は「水泳」(22.2%)であった。「水泳」は前回調査でも第1位(14.0%)であったが、さらにその割合が増えていることになる。就学に備えて事前に水慣れさせておきたいと思う保護者は多いが、それに加えて近年は猛暑や天候不順の影響で、小学校の水泳授業が十分に実施できないことも多く、学校だけでは泳げるようにはならないという不安もありそうだ。

その他、「体操教室」(11.3%)も前回調査より4.4ポイント増えており、小学校入学前の子ども達にとって習い事は体を動かす貴重な機会の一つになっているようだ。

一方で、新しく小学校で実施されることが決まった英語やプログラミング教育に関する習い事(「英語塾・英会話教室」(11.8%)や「プログラミング・ロボット教室」(0.3%))は、前回調査からそれほど増えなかった。これらは、幼児にとってまだそれほどメジャーな習い事とは言えないようだ。