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白書シリーズWeb版

幼児白書Web版 2033年9月調査

【調査テーマ】「幼児の日常生活・学習に関する調査」

9.その他
商品・サービス購入時の基準・重視点
★幼児において、保護者は学習に結び付く教育サービスを選ぶ

【図】【お子さま対象の教育サービス】を利用する際に、基準としているものや重視しているものはありますか。(複数回答可)

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保護者は子どもの教育サービスを利用する際、どのようなことを重視して選んでいるのであろうか。

幼児において1位は「学習、知育に結び付くこと」で、39.8%という結果になった。男女別では女子のほうが41.0%で男子の38.7%より2.3%ポイント上回る結果であった。特に6歳女子に関しては45.0%と最も高く、学習、知育に関しては強い意識を持たれているとわかる。また、男女とも年齢が上がるにしたがって、学習、知育に関しての教育サービス選びを重視する割合が高くなっている。

2位は「子ども自身が選んだもの」(38.8%)だった。こちらの回答も、女子のほうが41.0%で男子の36.5%より4.5%ポイント上回った。3位は「長く利用できる、くり返し使用できる」(29.9%)だった。男女別にみると、女子は4歳から6歳まであまり差はないが、男子は年齢が上がると割合が減る傾向があった。

次に子ども自身がやりたいという興味を持ったことを大切にしている項目が38.8%と高いが、面白いことに6歳においては学習、知育を重視するポイントと逆で男子43.5%に対して女子は40.0%になっている。また、継続してできることを意味する「長く利用できる、くり返し使用できる」教育サービスが29.9%で男女別にみると女子は4歳から6歳まであまり差はないが、男子では年齢が上がると割合が減っていることが興味深い。「ひとりでもできる」教育サービスも27.0%と重視されている傾向がある。