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小学生白書Web版

小学生白書Web版 2010年9月調査 調査結果

「小学生白書Web版」刊行によせて

学研版『小学生白書』のルーツは、学研が創業の頃(S21年)から発刊していた学年別学習誌「1~6年の学習」の読者のアンケート調査にさかのぼります。白書という冊子にまとめ始めてからは15年ほど経過しています。『学習』と『科学』の休刊(H22年)という事情等もあり、この調査も一時休止しておりましたが、多くの方からも問い合わせをいただき、また、今後の教育について研究する上でも、こどもの実態調査は必須である、との考えから再開することにいたしました。

 ただし、読者調査ではなく、一般に浸透したウェブを利用しての調査です。読者調査とウェブ調査を単純に比較検討は出来ませんが、専門家の考察を加えつつ、10年前の子どもとの比較研究も可能です。現在の子どもたちは、急速な情報化の波、グローバル化した経済、地球規模の環境変化など生まれたときから激変する環境におかれています。

 この度のWeb調査においても、これまで長年蓄積してきた基本的な調査項目を取り入れつつ、またWebの特性を活かした時事的・タイムリーな視点も盛り込んで、分析を行っていきます。新しく試みる「小学生白書Web版」にどうぞご期待ください。

安威 誠(学研教育総合研究所 所長)

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小学生白書Web版 2010年9月調査