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研究分野:教育情報研究分野

シリーズ「教育大変動」を語る

第3回

「動き出した小学校英語の必修化」

将来は.教科化がいい
古川:
古川  授業時数と位置付けについてですが、5年生6年生では、領域または総合的な学習の時間でということになっています。将来の教科化や、中高と連動したかたちのカリキュラムなどはあるのでしょうか?
中嶋:
中嶋嶺雄 「総合的な学習の時間または領域」という表現の仕方はあいまいなので、時間数や何をやるかといったガイドラインなどをきちんとしたほうがいい、というのが私の意見です。

 私自身は、幼児教育の必要性から言うと、1、2年生は特別活動をきちんとやらせる。3、4年生は総合学習の時間で現行どおり。5、6年生は領域。それで数年間の実験をしてうまくいくようだったら教科に移行していくというのが、やり方としては一番いいと思っています。

 中高と連動したかたちのカリキュラムといったものもつくったほうがいいと思います。それを盛り込んだ学習指導要領が必要になるでしょうね。そうなると、学力テストのようなものをやることもあるかもしれません。

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